
定年後、テレビの番人になっていませんか?
趣味を通じてこれからの人生を楽しく、有意義に過ごしましょう。
歳だから・・・と考えずに。
今が自分のこれからの人生の中で一番若いのですから、やってみたいことが見つかったらすぐに始めましょう。
◆ なぜ「趣味」が人生100年時代に必要なのか?5つの本質的理由
① 生きがいと自己肯定感を高めるから
趣味を持つことは、「自分らしくあること」と深く結びついています。何かに熱中し、自分で選んで取り組む時間は、
「自分はまだ成長できる」
「自分には価値がある」
という自己肯定感を支える要素となります。
これは定年後など、社会的役割が減ったと感じる時期にも大切な心理的支えになります。
② 社会とのつながりを維持できるから
人との関わりが減ると、孤独や無気力感につながりやすくなります。
趣味は自然な形で「仲間」や「会話」の機会を生み出し、社会的な孤立を防ぎます。
たとえば:
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写真クラブ → 作品の共有や撮影会
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手芸サークル → 作品展や地域貢献
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オンライン英会話 → 海外の人との交流
こうしたつながりが「心の栄養」となり、長寿社会での幸福感に直結します。
③ 脳を刺激し、認知機能を守るから
脳は使わなければ衰えていきます。趣味は自然な形で「脳を使う活動」につながります。
例:
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新しい楽器を覚える → 記憶・判断・集中力を活性化
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俳句や短歌を詠む → 想像力と表現力を使う
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将棋や囲碁 → 戦略思考と記憶力を刺激
研究でも、趣味がある高齢者は認知症のリスクが下がるという結果が複数示されています。
④ 健康寿命を延ばすから
趣味の多くは、身体を自然に動かす仕組みになっています。
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ガーデニング → 日光・土・軽い運動
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ウォーキング → 心肺機能や筋力の維持
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ダンス → リズム運動と仲間との交流
また、趣味を持つ人の方が定期的に外出したり、食事に気を使う傾向もあり、生活全体が健康的になります。
⑤ 時間に“意味”を与えるから
リタイア後は、自由な時間が増える一方で、「やることがない」と感じる人も多くいます。
その時間を有意義に変えてくれるのが「趣味」です。
趣味があれば、
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一日のスケジュールに目的が生まれる
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季節や曜日を楽しむ習慣がつく
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年齢に関係なく目標が持てる
「今日もこれがあるから起きよう」と思えることが、心と体を前向きに保つ鍵となります。
まとめ:趣味は“生き方”を支えるインフラ
人生100年時代において、趣味は単なる余暇の楽しみではなく、
「健康・つながり・成長・自己表現・幸福感」を同時に支える重要な柱です。
趣味とは、「年をとってからの自分」を、明るく、誇り高くするためのパートナー。