はじめに|人生100年時代、「好きなこと」は自分を支える柱になる

「やりたいことが見つからない」「趣味が続かない」
そんな悩みを持つ方が増えています。

でも、それは自然なこと。
定年退職や子育ての終了など、大きな節目を迎えたときこそ、「今の自分」に合った新しい趣味を見つける絶好のチャンスです。

この記事では、人生100年時代を前向きに生きる“老活”の一環としての「趣味の見つけ方」をご紹介します。

 

なぜ今、「趣味探し」が老活になるのか?

  • 社会とのつながりを保つ手段になる
  • 孤独感の軽減や認知症予防にもつながる
  • 日々の楽しみが「生きがい」になる

“老後の備え”というとお金や健康を思い浮かべがちですが、「心の充実」も立派な備えです。趣味はその中核になり得る存在です。


趣味が見つからない人がやりがちな3つの思い込み

①「得意なことじゃないとダメ」

→ 楽しめれば下手でもOK。「上手さ」より「気楽さ」で選びましょう。

②「特別な才能がないと始められない」

→ 趣味に資格も才能も不要です。気になることに“触れてみる”だけで大丈夫。

③「一度決めたらずっと続けないと」

→ 趣味は変わってもOK。移り変わる興味に素直でいるのも、100年ライフには大切です。


【老活×趣味探し】7つの実践法

1. 「今、気になること」を10個書き出す

旅行?本?植物?テレビで気になったことでもOK。
思いつくままに書いてみましょう。

2. 「過去に夢中になったこと」を掘り起こす

子どもの頃の遊び、若い頃の趣味、思い出の体験などを振り返ることで“再点火”することも。
過去にやりたいと思ったことなどもやってみるチャンスです。

3. 地域の体験イベントに顔を出してみる

自治体のカルチャー講座や市民活動などは、「人と関わりながら始められる」という安心感があります。

4. 図書館や本屋で「惹かれる本」を探す

何気なく立ち止まった棚や手に取った雑誌に、あなたの興味のヒントが詰まっています。

5. 無料で始められることを試す

いきなり道具を揃えるのではなく、YouTubeや無料アプリなどで手軽に“お試し”してみましょう。

6. 誰かと一緒に始める

友人やパートナーと一緒なら、楽しみを共有できる+続きやすいという利点があります。

7. 続かなかったことを「失敗」と思わない

合わなかったらやめてOK。いろんな趣味に出会えることこそが“100年ライフ”の豊かさです。


実際に人気のあるシニア世代の趣味例(参考)

  • スマホでの写真散歩

  • 手芸(編み物・刺繍など)

  • 家庭菜園・ガーデニング

  • オンライン英会話

  • 図書館通い

  • 書道や俳句

  • ボランティア活動

  • 地域歴史探訪

  • 太極拳、社交ダンス
  • 楽器、コーラス、カラオケ

どれも始めるハードルが低く、人とのつながりも持てる点がポイントです。


まとめ|「趣味を持つこと」が、最高の老活になる

人生100年時代、健康とお金の“次”に大事なのは「自分らしくいられる時間」です。
趣味は、その時間を作る大きなカギ。

気になることから、小さな一歩を踏み出してみましょう。
その先に、思わぬ楽しみや人との出会いが待っているかもしれません。


✍編集後記(『100年ライフ編集部』より)

「趣味探し」は一見小さなことに思えるかもしれません。
でも、それは人生後半を“自分らしく”生きるための、大きな選択のひとつです。

このブログが、あなたの老活に小さなヒントを届けられたなら幸いです。